綾東句会の第20回〜26回開催分の秀逸作品をお知らせします。
※第1回からの秀逸集はこちらから。
◎第20回 兼題 風鈴・当季夏雑詠み 令和4年7月16日
風鈴にただよふ昭和谷中径(やなかみち) 和宏
◎第21回 吟行 松戸・戸定邸 令和4年10月15日
踏(ふ)み石の幾何学(きかがく)模様もみじ舞(ま)う リカ
◎第22回 兼題炬燵・新年・冬雑詠み 令和5年1月21日
空(す)き腹(はら)を抱(かか)え仮寝(かりね)の炬燵かな 政雄
◎第23回 兼題 春の桜花亭 令和5年5月日
花(はな)過(す)ぎの 園(その)や寂しき 風情かな 和宏
◎第24回 兼題 浴衣・当季夏雑詠み 令和5年
神輿(みこし)渡御(とぎょ) 生ジョッキ缶 いっき呑み 正治
半夏生 白き葉に似る 我の髪 啓弘
鮮やかに フェンス突き抜け 百日紅(さるすべり) リカ
◎第25回 兼題 冬の国際文化会館・当季冬新年雑詠み 令和6年
日留りに少しふっくら寒雀 啓弘
◎第26回 兼題 梅・当季春雑詠み 令和6年
床の間に梅一枝(ひとえだ)の佇(たたず)まい トシ子
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